地震による建物健全性評価支援システム
地震発生後に建物の安全性を確認するには、これまで専門家が不可欠でした。
被災地に到着するのに数日かかる可能性があります。
「測震ナビ®」は、地震発生後数分で建物の健全性を簡易評価する支援ツールです。
Powered by 大成建設
素早く正確な判断ができないため、
復旧作業の対応に遅れが生じてしまう
- 専門家の到着に
時間がかかる - 定量的な建物健全性の
基準がなく
正確性に欠ける - 点検項目が
従業員によりバラバラ
「測震ナビ」は、すばやく建物の健全性(被災度)を評価する
被災度判定システム。遠隔からも判断が可能です。
「測震ナビ」
3つの特徴
- 地震直後の建物に入ることなく使用許可が迅速に定量的に判断できる
- 建物の健全性を”見える化”することで、施設利用者の安心感が得られる
- 建物の使用許可を数分でできるので、応急復旧フェーズへの早期移行が可能になる
「測震ナビ」
システムの概要
地震発生
高性能加速度センサーが揺れを感知
揺れを計測・計算
建物の揺れ方に応じて各階の加速度、層間変形角を算出
健全性評価
事前に設定したクライテリアにより健全性を評価
結果通知
- 現地で確認(モニタリングPC)
- リモートで確認(携帯端末など)
かんたん結果評価
専門知識を要することなく、結果を把握できます
建物の健全性を
3段階でわかりやすく評価
健全性評価の表示画面
- 1)地震の履歴
- 2)総合評価(3段階)
- 3)震度階級相当
- 4)評価結果に基づく行動指針など
- 5)構造体などの個別評価(4段階)
事前に作成したチェックシートを用いて点検
要点検の判定になった場合、目視による点検が必要です。
建物の特性にあわせて、実効性の高いチェックシートの作成を支援します。
建物点検チェックシート例
事前に作成したチェックシートを使用して点検
お客様の声
測震ナビを導入いただいたお客様の声をお届けします
「地震などの災害時では、従来のBCPでは対応できない事態が生じます。そんな時、自分たちの組織で対応しようにも、スタッフが少なく、時間や手間がかかり解決できません。企業でBCPを担当されている方は、私たちと同じような問題を抱えておられるのではないでしょうか。私たちは緊急時の活動基盤をデジタル化することで実効力のあるBCPを実現できるのではと考えています。「測震ナビ」は、チームのメンバーや社員の命を守るツールです。「測震ナビ」がこれからのBCP支援ツールのスタンダードになるのではないでしょうか。」
ヤマハ発動機ビズパートナー株式会社
建設・施設管理部施設建設課長 永岡伸介さん
よくあるご質問
- 評価の確認はどこで出来ますか。
- 現地建物に確認用のノートPCを設置しています。また、携帯電話網およびインターネット環境が健全であればスマホやタブレットでクラウドに接続して確認出来ます。
- 評価結果がわかるまでどのくらいの時間ですか。
- 地震の揺れが収まり次第、データ収集~解析まで5分程度です。携帯電話網の状態にもよりますが、クラウドへのデータ送信も同程度の時間となります。
- 停電時には動くのですか。
- システム全体を無停電電源装置(UPS)に接続していますので、停電後半日程度は動作可能です。
- センサーの寿命はありますか。
- センサーのみならず、ネットワーク機器やノートPC含め電子機器ですので6~7年での交換を推奨しております。
- 他自治体の建屋への導入実績はありますか。
- 千葉県の某市庁舎(新築)など、導入実績が数件ございます。
- 他社施工の建物に導入は可能ですか?
- 可能です。現在導入頂いている建物の半数は他社施工です。
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